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プロフィール

菊地裕介

Author:菊地裕介
菊地裕介プロフィール
1977年東京生まれ。1994年日本音楽コンクールで第2位。高校卒業と同時に渡仏し、パリ国立高等音楽院に入学。ローム・ミュージックファンデーションより助成を受け、高等課程を経てピアノ研究科を修了したほか、5つの一等賞を得てピアノの他に歌曲伴奏、作曲書法の高等課程を修了。2003年からはハノーファー音楽大学ソロクラスでさらに研鑽を積む。文化庁芸術家在外研修制度の助成を受け、2009年ドイツ国家演奏家資格を取得。
皆川紀子、加藤伸佳、ジャック・ルヴィエ、アリエ・ヴァルディの各氏に師事、マリア・カナルス、ポルト、プーランクコンクール優勝、またジュネーブ、ベートーヴェンなど、数多くの国際コンクールに入賞する。
2007年に東京藝術大学の講師に招かれ帰国後、「菊地裕介メシアン生誕100年プロジェクト・幼子イエスに注ぐ20のまなざし、アーメンの幻影全曲演奏」「横浜市招待国際ピアノ演奏会」「毎日ゾリステン」「東京オペラシティB→C」など精力的な活動を展開。2枚目のCDアルバム「B-A-CーH」(DENON)に収録された、バッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番、ピアノ独奏版」は、ブゾーニ編の「シャコンヌ」に加えた独自の編曲により全曲を完成させたもので、全音楽譜出版社より自身の解説と校訂により出版された。また2010年にはオクタヴィア・レコード(TRITON)よりオール・シューマン・プログラムによる5枚目のアルバム「ダヴィッド同盟舞曲集」を発売し、収録曲の校訂譜も出版している。同年ベートーヴェンピアノソナタ全32曲録音を開始し、約2年間をかけて完結。また11年6月には2日間で全32曲を完奏するコンサートを名古屋にて成し遂げた。フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ポルトガル、チェコ、ポーランドといった欧州の多くの国々でリサイタルを開催、また多くのオーケストラと共演を重ねている。国内では東京交響楽団、東京都交響楽団、東フィル、東京シティフィル、仙台フィル、大阪シンフォニカーなどと共演。室内楽では清水和音、永野英樹とのピアノデュオやオーボエの巨匠モーリス・ブルグ、若手ではフルートの瀬尾和紀との共演など、いずれも好評を博している。2013年10月公益財団法人東京オペラシティ文化財団主催の没後50周年記念フランシス・プーランクの夕べに出演しこの公園が平成25年度文化庁芸術祭音楽部門優秀賞を受賞。
東京音楽大学で後進の指導に当たる。

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たましひのしらべかなでむたまゆらも・・・菊地裕介
クラシックピアニスト菊地裕介の 日常生活や演奏活動のご報告
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再びパリ
前回の日記にも写真をアップしました。良かったら見てください。

11月27日(火)
T氏は寝ていらっしゃったので一人でT邸を出発しメトロでヤマハへ、リビツキー先生とお昼過ぎに約束をしていたんだけど、たまたま時間が空いていたようなのでちょっとピアノを聴いていただく・・・いや、最近室内楽ばっかりさらってたから、ちょっとソロを弾いてみてよといわれたときはあせったけど、ドビュッシーとシューベルトを少しずつ弾きました。
そのあと、ブラームスやラヴェルなどをさらい、それからさらに日記を書いたり、書類やメールを書いたり、ひととおりのデスクワークをさせてもらう。そしてお昼も食べないまま15時過ぎヤマハを後にしました。

その後はLes Hallesのタルト屋さんで永野英樹さんと待ち合わせ、来年共演するコンサートのことを中心に、あまり長くは居られなかったけどお話しすることが出来ました。

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その後母校CNSMへ行く。もともとはベロフ先生にコメントをいただきたくて、CDを渡す約束をしていたのですが、ほかにも何人か僕の先生がいらしていたようなので教室まで会いに行きました。やっぱり、パリとのつながりは大切にしたいですから・・・
あと、後輩たちにも何人か出会うことが出来ました。2004年に修了しているわけだから、もちろん学生はもうほとんど入れ替わっちゃってたけど、先輩で先生になってる人がいたり、伴奏をずっとやってる人も居るし、鍵を渡すおじさんやおばさんや、懐かしい顔ぶれがいっぱいでした。ちょっと複雑な構造のこの学校、抜け道や裏階段も駆使して、当時を懐かしみました。もちろんEugene Juminのサンドウィッチプーレも食べたし!
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それに今回新しく知り合えた子も居たし。(やはり思い切って声もかけてみるもんです。)
1996-2004、8年も通った学校・・・ある意味、僕が生涯で一番長く連続して所属した組織なんです。完全に関係が切れちゃったら寂しいですからね。

CNSMを後にしてBonne Nouvelle界隈へ、先日お世話になったおばさまが京大の先生とディナーをするから一緒に来ませんか?と誘ってくださったので出かけてきました。界隈のアールデコ様式のいかにもなビストロで食事、でも、アンドゥイエット、なかなかおいしかったですよ。
先生方のお話もやはり研究職同士わかりあえる部分が多くてとても楽しかったです。

さらにT邸に戻るとブイヤベースを肴に宴会が行われていました。もちろん参加、ルヴィエクラスの後輩で今売り出し中のRomain Descharmes君と同じくルヴィエクラス同輩のきょーこねえさんが来てました。共通の友人の話しなんかをしているうちに久々にルヴィエクラスの雰囲気が漂って、これまた懐かしい気分でしたよ。
そこにヤマハのSさんも加わり、結局宴会は朝の6時前まで行われてしまいました・・・

11月28日(水)
眠い目をこすりながらヤマハへ。久しぶりにバリバリさらいました。
その後、今日もやっぱりデスクワーク、何をそんなに書くことがあるんだろう、って思うんだけど、やっぱりやることがあるんですねぇ・・・ルヴィエ先生に聞いていただくための音源を整理したり・・・大変でございます。
その後、Rome通りのの楽譜店へ、何軒か回ったんだけど、結局目的の楽譜(ラモー)はファクシミリ以外手に入りませんでした。まあ、ファクシミリはファクシミリで面白そうだから買ったけど。
今日も再びCNSMへ、ルヴィエ先生はとってもとってもお忙しそうだったけれど、どうにかCDをお渡しして、あとちょっとしたお手紙を書いていただくことは出来ました。先生、白髪増えまくり・・・あの黒髪が年を感じさせなかったのにねぇ・・・
その後は再びRomeまで戻りマドリッド通りのCNRへ、ちょうどメシアンコンクールの最中で日本から僕の同級生が受けに来てたんだよね。彼女は無事通過し、一緒に食事しに行きました。どこでもいい!ということだったので、やっぱり勝手知ったるバスティーユ!やっぱり、帰ってくると不在の期間なんて流れ去ってしまうから不思議です。やっぱり故郷なんだなぁ!
T邸に戻るころには、今日も真夜中、カルネも6枚も使って疲れたけど、楽しい一日でした・・・

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3つ目のふるさと??なのか?
写真が結構あるんだけどアップできない環境なのでとりあえずtextだけで・・・

11月24日(土)
主のいない佐藤家で目覚める。
ハノーファーは信じられないような晴天でした。
午前中、グリーグとブラームスを中心にさらう。
杉村さんは夜コンサートがあるらしくって今日は合わせは無し・・・
O嬢が佐藤家にネットをしに来たのでパリで頂いてきた超旨い羊肉ステーキや家におきっぱなしになってた乾物系を利用し食事を振舞う。
昼休みの後、いろいろデスクワークをやり、ちょっとうたた寝でもしようかなと思って、5時半ごろベッドに入って、起きたら朝の4時半でした。
やっぱり疲れてたのかね?
それともただ単にハノーファースタイル(引きこもり癖)が戻ってしまったのか?

11月25日(日)
せっかく早起きしたので朝からいろいろとデスクワークをする。急遽追加で弾くことになった武満の悲歌の楽譜をプリントアウトしたり・・・
以前残していったアルファ米とか、芋がら(ずいき)とか、切干大根があったのでそれらを適当に調理し朝食を摂る。味噌とかそのまま冷蔵庫にあったし・・・
のろのろしている間に、ろくに指慣らしをする時間も無く11時から杉村さんと合わせ。うーん、さすがエネルギッシュな演奏、引っ張られる感じがして楽しいです。

昼休みはNさんとKroepckepassageのイタリアンでお茶、食事、ラヴィオリ、量が少なかったけど結構おいしかった。あまりに空腹だったのでティラミスもとったら、デコレーションがなかなか綺麗で癒されました。
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さて、いろいろ愚痴った気もするけど、なんか少し元気になった。付き合ってくれてありがとね!

17時からWegrzyn先生のレッスンでUhleの別館へ。今回は見物でなくちゃんと自分の音を聴いてもらえるので張り切って出かける。とにかくハノーファーはすべてが近いから助かりますね。
さてグリーグ、割とすっきりとしたレッスンだったもののいくつか的確な指摘を頂き満足・・・
しかし、僕、ヴァイオリンの先生にはバランスのこと言われることがあるんだけど、そんなにうるさいかね?自分で録音とか聞いてもあんまりそうは思わないんだけど・・・頭の中のイメージがすでに違うんだろうか?
「今朝初めて合わせたにしてはExcellent」という微妙なお言葉を頂き、レッスン室を失礼しました。

夜は、特に宴会をするわけでもなく切干やらの残りでさっさと済ませました。

11月26日(月)
前日よりずっと降っていた雨はみぞれやらあられやらに変化しながら、しまいには雪に・・・結構降ってたけど、積もりはしませんでした。
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朝は例によってデスクワーク、いろんな書類作成に追われてました。とにかく最近紙と戦うことが多い・・・ピアニストでピアノだけ弾いていたいつもりなんだけど、やはりお金の絡むことも多いから事務からは逃げられないみたい。

会場に行って合わせをするつもりだったんだけど、ピアノの鍵を借りるのに一悶着、指慣らしとリハとGPとすべて兼ねたようなのを20分かそこらやって本番を迎える。というわけで、結局全部で3時間ちょっとしか合わせてません・・・でも、プロになったらみんなこんなもんだよね・・・?がんばれ即戦力!

13時からの本番は、予期せぬ刃こぼれもあったものの一応熱演、老人で満杯の会場はかなり盛り上がりました。悲歌とグリーグのあとピアノはチェンバーベテランの大野さんにバトンタッチ、ファリャとブラ3と続きみなさん大満足のようでした。二人ともお疲れさま!ブラ3は僕も来週弾くので、生で聴けて勉強になりました。

ただ、学校から予期せぬ手紙を受け取る。
ハノーファーの学校は8月に除籍にしたって書いたと思うんだけど(除籍後2年間は試験が受けられるとの話だった)、10月から規則が変わり再度登録しないと試験が無効になる・・・との話。
この件で以来かなり苦労してます。当日はビューローが閉まってしまいどうにもならなかったから、フランスから慣れないドイツ語で電話したりメール書いたり・・・でも何事も経験だと思ってがんばらないとね!どうやらまた学生の身分を得ることになりそうです。健康保険も入りなおさなきゃいけなかったり面倒そう・・・
どうにもならなかったらもう卒業資格なんてあきらめてしまおうとも思っているんだけど、来週の短いハノーファー滞在時に試験等の合間を縫って進めないといけません・・・

何はともあれ、打ち上げは大野さんと杉村さんと3人でイタリアンのRossiniへ・・・ホタテの生スパゲッティを食べながらしばし歓談。その後寒空のなか中央郵便局へ向かい朝作成した書類を某所へ発送・・・

家に戻り、大慌てで片付けて出発、パリへ飛びました。
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今回は15区にある常宿のT邸。到着したら、もう10時半ごろなのに、すぐにシャトレに出かけるそうな・・・パリ時代のほぼ同期、島田彩乃ちゃんの送別会だって・・・ドイツへ行くらしい。ドイツから着いた直後にドイツへ発つ人の送別会ってのもなんか変な感じではあるが迷わず同行、ムールとビールに囲まれながら、懐かしい友人たちと午前様の歓談でした!
パリ、わが第2のふるさとよ
前回の日記の後パリに到着。
ストの真っ盛りだったので、とにかくインフォメーションで質問。
「パリに行く交通機関で動いているのは?」
「RER(郊外電車)があります。」
「え、ストは?」
「ストはやってるけど15分おきに来ます。」
うそだろ?それって普段と変わらないじゃん。と思いつつ駅へ。切符を買おうと思ったら「今日はタダ」との一言。

そして、やはり15分おきということはなく45分おきくらいだったみたいなんですが、とっても運よくすぐに発車する電車に乗れました。しかしこの電車に乗ると、もうすぐ家に帰れる、って気がするから不思議です。もうパリを離れて4年以上経つのにね・・・

ほどなく市内の北駅に到着、メトロはほとんど動いてないようなのでタクシーを探すと・・・普段フランスではあまり白タクって見ないんですけど、今日ばかりは例外か、「ムッシュー、どちらへ?」みたいな・・・そしてまあとんでもない値段吹っかけてくるんですよ。「冗談じゃない」と言って去ろうとすると「じゃあ2時間待つのかい?」って・・・
正規のタクシー乗り場に行くと確かに100人くらい待っている人が・・・
にしてもねぇ、汚いやり方だ。

もう腹をくくって目的地まで歩こうかと雨の中を歩き始めてしばらくしたら、駅からちょっとはなれたところに閑散としたタクシー乗り場を発見!そこから乗っていく人を目撃。自分もそこで待っていたらものの数分でタクシーを捕まえることができました。ネバーギブアップですね。そいで、運転手氏の愚痴を聞きつつ、チップをはずんでも10ユーロで収まりましたよ。白タクの40ユーロってのがいかにインチキなことか・・・?

今回は、いつもの宿主が不在だったのでどうしようかと思ってたんだけどですが、Rちゃんのご好意で飛び込ませてもらいやした。どうもありがとね。

11月21日(水)
朝、ヤマハに向かおうと思ったら7番線は全面ストップ、それもホームに下りて40分以上たった頃「今日はもう電車は来ません」というアナウンス・・・
途方にくれつつもとにかく目的の方角に歩くこと約20分、途中で例の貸し出し自転車を見つけて使おうと思ったら、定期がないと使えないことが判明!使えねぇええええ!
メトロの高架線を走る別の路線の電車を目撃。とりあえず方角的にそこまでずれてはいないのでその線に乗り込む。本数が少ないので当然劇混み。
ヤマハに近い駅まで行く線への乗換駅で降りたら、一応その線も動いているということなので20分ほど待ったんですが、来ない!ということで地上に出て再び歩き出す。途中で愛用している楽譜屋さんに寄れたからまあ良いんだけど・・・
都合2時間ほどかかってヤマハのカルチェに着いた頃には、疲れ果て、食事をしてたらさらに遅くなってしまいました。ポルトガル風のカフェ、前菜のタコサラダ。
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夕方まで練習を延長していただき、夜は祖母の友人で僕もとてもお世話になった老夫婦のお宅へ。サン・シュルピスのアニエスbのブティックの上のとても素敵なアパルトマンにお住まいなのです。歩きと、なかなかこないメトロの合わせ技で、いつもの3倍近くはかかりましたが、それでもなんとか到着。懐かしいマダムの手料理といまさらながらボジョレーヌーヴォーもいただき満足。色々とお話している間に抜けかけていたフランス語も一通り思い出す。
帰りもマダムがタクシーを呼んでくださるのにすごい時間がかかりましたが、どうにか一台確保できて時差ぼけの体もなんとかなりました。

11月22日(木)
今日はストもだいぶ収まりメトロにもすんなり乗れました。いつもより混んではいたけどね。ヤマハに着いて、午前中練習しようと思ってたんだけど、ドイツの試験の登録をきちんとしていなかったのでトラブルになり、慣れないドイツ語で電話と、始末書作成しなければなりませんでした。その後、エコールノルマルへ。プーランクコンクール主宰のラギャルド教授と約束していたのです。僕のCDをフランスベルギー、そしてカナダでも売れるかもしれないからとりあえず見本を持ってきて、とのことでした。彼がいつも連れて行ってくれる学校近くのリヨン風カフェで食事。僕は「仔牛の頭」をいただく。これがコラーゲンたっぷりでおいしいんですよ!

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ミーティング終了後は再びヤマハへ、今度こそ練習する。
ベロフ先生の住所を聞こうと思って後輩のトモアキ君に電話したら、もうすぐコンクールに行くからレッスンしてほしい、だって!だってストで移動大変だよ!って言ってたんだけど、しばらく後に自転車に乗って到着。レッスンというのもなんですが、いろいろアドヴァイスさせてもらいました。彼とお茶したあと、Rちゃんちに戻り、二人でピッツァ喰らいに行きました。彼女は私生活がとても幸せそうで、僕はちょっとジェラス笑

11月23日(金)
朝、スーツケース抱えてRちゃん家を後にする。ヤマハへ向かうもののピアノの不調で結局練習はできず。でも、ゆまちゃんとかリビツキー教授に会うことができたのでよしとしましょう。その後は、うちの近所でたびたび世話になったおばさまの家にお食事におよばれ。そのカルチェからわりとすぐのサンルイ島にとってもおいしいお肉屋さんがあるんですが、そこで調達なさったオングレを食べさせてくれました。やっぱりうまいのぅ。
そして、僕のパリの家の大家さんを訪ねました。(正確には大家さんのご両親なんだけど、近所なのでよくお世話になりました。)ムッシューはもうすぐ87歳ということで、だいぶお疲れのようではありましたが、久々に再会できて本当によかったです。マダムはお変わりなく、相変わらず学会やら講演などでお忙しい日々を送っておられる様子。セーヌのほとりのとても快適なアパートです。
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その後サンルイ島のおいしいアイス屋ベルティヨンで三瀬俊吾君とミーティング、いろいろおしゃべりを楽しみ、ここの素晴らしいアイスクリームも満喫した後、サンミッシェルから回復したRERに乗ってオルリー空港へ、そしてハノーファーまでたどり着きました。こちらはこちらで、家に帰ってくる気分がするんだから本当に不思議な感覚です。

それではおやすみなさい。
社会人への道のりは険しい!
こんにちは。
例によって今日もアムステルダムのKLMラウンジから書いてます。
ブラウザと日本語入力の都合で、微妙に読みにくい文章ですみません。
今から久しぶりにパリへ行きます。7月以来だから4ヶ月ぶり。

11月19日(月)
芸大日、今日は風邪がはやっているのかあまり出席率が高くありませんでした、おかげで少しさらったり、書類をまとめたりできたけどね。
書類をまとめてはいろいろなことにトライしているのですが、道のりはなかなか険しそうです。
帰宅後は荷作りもせずとにかく仮眠しました。どうせ徹夜になることは分かり切っているのでね・・・

11月20日(火)
いつものパターンですが0時すぎに起床、荷作りなど出発の準備を始めました。荷作り、といっても実際のモノをスーツケースに入れるのに要する時間はごくわずかで、携帯用ハードディスクに期間中必要と思われるデータを詰め込む作業が大半です。普段ぐちゃぐちゃだから、整理の時間でもあるし・・・
手紙を書いたり、ゴミを捨てたりいろいろしているうちにあっと言う間に夜が明け、9時ごろ家を出て空港へ向かいました。空港の郵便局で多数の郵便物を出すのもいつものこと・・・

今日はゲートで呼び止められビジネスにUGしてもらえました。遅れとかその他の事故を伴わないUGって今回が初めてのような気がする・・・友人はしょっちゅう当たっていたのに、年間数十フライトを繰り返しゴールドメンバーになって久しいのにまったく回ってこない自分は余程行いが悪いのかと思っていたんだけど・・・

いつものように機内エンターテインメントには手もつけず爆睡!あっというまにアムステルダムに着きました。セキュリティチェックが部分的に新しくなってて、ホールドアップスタイルで3秒間スキャンを受けるというもの・・・昔、金属探知機を見よう見まねでホールドアップスタイルでくぐり抜ける団体客、っていう小咄があったけど、現実のものになっています。
これからパリへ飛ぶんだけど、現地は例によって交通ストの真っ盛り・・・どうなることやら、僕って交通関係のトラブルに巻き込まれることが微妙に多いような・・・

空港で買って機内でよんだ、日経ビジネスとアソシエ、テーマは「決定版整理術!」と「狙え!時間賢者」・・・以前ならあまり興味を引かれなかったジャンルだけど、今日はなかなか興味深く読ませてもらいました。だんだん社会人の苦悩が分かってきたんです。まあとりあえず自分の仕事の非効率さ加減を理解しました。いつまでも学生気分じゃいられないんだな、ってノスタルジーを感じつつも、ここで生まれ変わらなきゃね!
半月記後半
11月13日(火)
今日は午前中に演連から電話がありチラシ等の打ち合わせのため神谷町に召喚されました。
出掛けにランチは鶯谷の焼肉店でビビンパを食べようと思っていたのだけど、結局ビビンパとカルビのセットにしてしまう・・・
で、Lushがイトシアの中に出来たから、ポイントカード引き換えに行くついでにデザートでも食べようかと思って有楽町に寄ったんですが、相変わらずあのドーナツやさんはすんごい行列なのね。平日の昼間なのに、一体皆さん何をなさっているのかとたまげました。(自分もその場には居るが、並ぶほど暇ではない)
とはいえ僕も何か食べたくなってベルギーワッフル屋さんに行ったのですが(こちらは行列なし)、結構高いんですねぇ。
ユーロが高くなったとはいえ、まだ本場の方が安いかも。てか値段は似たようなもんかも知れないけど、量が圧倒的に違う。
早い話、少ねぇ!って感じなんです。やっぱりワッフルっておなか一杯にならないとね。(独逸人化か?)
有楽町の甘味日欧比較といえば、次はパリでしか行ったことのないアンジェリーナでも行ってみようかと思います。
さて、神谷町の仕事を済ませ、内幸町まで歩いて咳の薬をもらい、ヤマハへ行こうと思い再び有楽町まで歩ききったのに、定休日!がーーーん。仕方がないので、本郷のアカデミア行ったんですが、目的の楽譜は見つからなくって・・・もうパリで探すことに決めてとっとと帰りました。
夕食は根岸でとんこつラーメン、替え玉もバッチリです。


11月14日(水)
午前中に一人レッスンだったんですが、最後は時間切れ気味であわただしく出掛け神保町の隠れ家的カフェへ。コロムビアのMさんと合流、コーヒーが美味しいですねぇ。
今日は取材三昧なんです。まずはタワレコのintoxicateという情報誌、続いて音楽現代・・・マニアック話はもちろんのこと、少々ハッタリじみた事や営業トークもぶっちゃけ裏話も、躊躇せずとにかくしゃべりまくりました。これも大切なお仕事です。コンクールの狭い世界を抜け出して、どうにか皆さんに知ってもらい身近に感じていただかなければ、ソリストはやっていけないんだから。
次の取材まで少し時間が空いたので書泉へ行ったんですが、僕の聖地6F(鉄道誌とか)は改装中で休み。がーーーん。最近休みによく当たるような・・・
少し神保町をぶらぶらした後、神楽坂の音友社へ移動、音友の記事の取材をしていただきました。
そして、全てが済んだ後、うちの親とも合流し麹町のすし屋「後楽」へ。最近、こちらへ伺う機会が多いですね。今日もオーソドックスながらたいへん美味しいお食事でございました。

11月15日(木)
今日も芸大日です。
終了後は少しさらって、またも神保町へ・・・今日はぶらあぼの取材をしていただきました。やはり話が弾んでしまい少し遅くなったのですが、六本木のコロムビアまでタクシーを飛ばしまして次はショパンの取材。それぞれの雑誌のカラーを踏まえてしゃべっていたつもりではあるんですが、だんだんどこで何を話したか分からなくなってきました・・・出来上がりが楽しみなような怖いような・・・
帰りがけに上野のアトレのスペインバルで独り呑み。とはいえワイン一杯だけ。ボジョレーも気になったけどもうすぐパリだから遠慮しスペインの強い赤と臓物系のタパスをつまみマドリーを懐かしみました。

11月16日(金)
今日は南麻布のコロムビアスタジオで最終編集およびチェックです。昼過ぎに広尾駅から歩いて10分ほどの現地へ。
開始前にジャケ写の確認、選定でした。今回はフィルムでの撮影だったので仕上がりにはドキドキしていましたが、何枚かはよさげなのがありました。
そして問題の編集・・・これがまあものすごい長丁場だったんです。1st.editでもそれなりには仕上がっていたのですが、やっぱり少しでも良いものにしたいですからね。ミスを直すだけではなく、音楽的にも作りこむ気で、気に入らない部分はどんどん直して行きました。でも、ラ・ヴァルスのレコーディングの長丁場の直後にサーっと通しただけだったドビュッシーはテイク自体が少なくて少々苦労しました。
ディレクター兼編集担当のKさんは風邪気味、その咳がどんどん悪化していくさまが手に取るように分かって本当に気の毒だったんですが、だからといって中断するわけにも行かず・・・
細かいプロセスはこの際企業秘密、ということにしますが、Kさんの素晴らしい技術と不屈の闘志には本当に脱帽しました。CDって本当にいろんな人のさまざまなプロフェッショナリスムが重なり合って初めて出来上がるものなんですね。
しかしすべてが終わったのはなんと朝の4時40分!日比谷線の始発を待つことも可能でしたが明日のこともあるので結局タクシーに乗りました。高速使って、10分ちょっとで着いたけど、一葉さんでは収まりませんでした。僕も深夜だけタクシーやろうかしら、と一瞬考えたよ。

11月17日(土)
今日はちょっとした用事があったので久しぶりに多摩川渡りました。でも、徹夜明けだったものでわりとすぐに疲れちゃって・・・
本当は夜に王子ホールでakira君とデムスの演奏会があったんで帰りに寄ろうと思っていたのですが、結局伺えませんでした。
夜はなんとなくさっぱりしたものが欲しくって回転寿司・・・

11月18日(日)
川村文雄君の演奏会でトッパンホールへ行きました。あそこは駅から遠いし、よく晴れているので自転車で出発!
御徒町の松坂屋に寄り道しおみやげを探したんですが、僕も御菓子とか頂いても残念ながら余らせてしまうことがあることを思い出し吟醸酒を購入!最近居酒屋に通ってるらしいのでたまには家で飲んでね。と言おうかと思って。
演奏会は大変完成度が高くとても素晴らしいものでした。とっても刺激になりました。
でも、思ったほど知り合いに会えませんでした。日曜の昼間なのに・・・桐朋のみんなとか結構薄情なんだろうか・・・?
それでも一人だけ(一級上の男子)会って飯田橋のProntoでお茶。神保町の例のカフェもだけど、ここって地下にあるんですよ。やっぱ隠れ家ですよね!
その後は大手町の産経でモストリーに取材して頂くため移動しました。木枯らしにビル風が加わって少し苦しかったけど、都心は道が広くて自転車にもやさしいですね。
今日は他誌とはちょっと毛色の異なる話をしたような気がします。どんな記事になるのかなぁ?
で、寒空の下ふたたびチャリに乗り入谷のサムラートでカレー食って帰宅しました。
半月記前半・・・つまり週記か
11月4日(日)
さすがに使い物にならなかったんで午前中は家でダラダラ。
昼過ぎに銀座へ出掛け、イタリアンのカフェで原田君とランチ。
いろいろと打ち合わせをしました。
その後来週のジャケ写撮影に備えていつもの美容室へ、バッサリサッパリしてもらいました。ジャケ写の撮影だと伝えたら張り切って仕事してくださいました。御徒町のIさんちゃんとスタッフロールに名前載せるからね!

11月5日(月)
2週間ぶりの芸大。
今日は終了後とあるイベントがあるので気もそぞろ。早めに切り上げないといけないし・・・というのは・・・
「マリア・ジョアン・ピリス、ワークショップat浜離宮」 参加、という素晴らしい体験ができたのです。
人間の筋肉、呼吸、意識の三位一体で自然な音楽を引き出すこととか、すごーく素敵なお話でとても参考になりました。ピリスさんはテレビで見たとおりの小柄な方でしたが、放っているオーラはやはり半端じゃなかった。そして最後に弾いてくださったベト110のアリアとフーガ、ものすごい集中力!これが世界の第一線なんだなぁ・・・一生忘れられません!
僕もシューベルトのA-durソナタの2楽章のあの悪夢的一節を弾きました。
これを先に受けていれば僕の先日のレコーディングやコンサートも全然違ったものになったかもしれないのになぁ・・・とか思いました。でも、これからの未来に向けてさらに前進しようと思います。終了後は、この機会に久しぶりに集まったメンバーで銀座呑み!

11月6日(火)
体調を微妙に崩し、家でデスクワークをこなしながらもダラダラ・・・生徒さんがひとりお見えになりましたが、すでに教室で先生をされて長いという方なので恐縮してしまいました。何かお役に立てているならば良いんだけど・・・・

11月7日(水)
なんか、手帳を見る限り一日家に居たようです。とても久々の体験だったんじゃないかな?ヨーロッパ歴訪の準備をしたり、コンサートの企画やらでメールを20通以上書いたり、いろいろ雑務に追われながらものんびり出来たと思います。

11月8日(木)
今日は芸大補講の日です。これから週2なので僕も生徒さんも大変です。
終了直前に友人に偶然会い、そのままお茶しに行きました。
彼女も母校に戻りたくっていろいろ話を聞きに来たり、顔を出しているようです。
帰国のタイミングを探るって難しいよな。仕事ってないもんだよな、
みたいなこの年代特有の会話に終始。
みんな頑張っているんだなぁ・・・

11月9日(金)
10時からジャケ写の撮影がありました。
久々の早起きです。なんと6時50分!

行きがけに髪をセットしてもらいに御徒町へ行ったら小中学校の前通るんですが、ちょうど登校時間だったみたいで(8時15分ごろ)校門で先生が「遅いぞ」とか叫んでてもう絶句。
僕は今日は超朝型じゃん?とか思ってたのに。てか学校ってそんなに早い始まりだったっけ?僕は8時30分から50分ぐらいだったよ。
だけど・・・その頃は7時とかに普通に家出てた気がする。中学じゃ遅刻分岐点だったし。

で、幡ヶ谷のスタジオへ向かいました。
ピアノを小道具に、いろいろ撮ったんですが・・・
自分が自分じゃなくなっていく瞬間ですよね・・・
メイクとかライティングとかしているうちに、自分が自分の手を離れて人が作ってくれたイメージの素材になる。
それが商品を作るということなのかな?とか思ったりして・・・
みなさん出来上がりをお楽しみに・・・!

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(この写真はポラです。決定稿ではありません。)


11月10日(土)
4日前に崩し始めたまだ体調が回復してません。
akira君のおうちにチラシとかの打ち合わせで伺いました。池田山の一軒家ですよ、なんかセレブな感じですよね。
さて、チラシは1月12日の代官山のやつです。出来上がったチラシ、アップしたので見てくださいね。

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11月11日(日)
今日は生徒さんが4人、やってくるはずだったのですが、一人風邪をひいたので3人になりました。
でも、僕のレッスンはとにかく長くなるので3人でもけっこう精一杯でしたよ・・・
1時間とかで効率よく教えられる人がうらやましいですが・・・
だってたまにしか来ないから、てか見てあげられないし、時間過ぎたからって何か言い残したまま返せないしねぇ。

11月12日(月)
今日も芸大、朝は早起きしてロームの助成金の申請書をシコシコ作成。まずまずの出席率。
昼休みは例によって4時からで一時間のはずなんだけど、レッスンが少し長引いた上に、桜木の郵便局へ行ったりしてたら時間がなくなり谷中のデニーズであわただしくオムライスを掻きこむ。
その後一人欠席したので18時35分ごろ終了し、余裕を持って文化会館へ移動。
岩崎淑先生の室内楽の演奏会でした。
グリーグのヴァイオリンソナタ全曲、チェロソナタ、そして三瀬先生作曲のトリオ(委嘱新作)
その間、ピアニストである淑先生は出ずっぱりですよ。タフで、すごいなぁって思いました。
ヴァイオリンのジョセフ・リン氏がまた自然でかつ正確にして清澄な音楽作り、これが大変素晴らしく、本当にいい演奏会を楽しませていただきました。一緒に弾きたいかも・・・←ヴァイオリニストフェチ

終了後はアトレのLimonelloで打ち上げに誘ってくださり、先生の生い立ちのお話とかいろいろ伺いながら大変楽しいひと時を過ごしました。僕も50年後も弾き続けていられるように頑張ろうと思いました。
終わったのは12時半過ぎで・・・やっぱタフだなぁ。

第26回横浜市招待国際ピアノ演奏会と自分
11月1日(木)
昨夜までのレコーディングの疲れは、当然残ってましたが、そうも言ってられない!というのは、今日から横浜市招待国際ピアノ演奏会のイベントが目白押しなのです。
子供の頃、加藤先生にチケットを渡されては毎年のように通った演奏会です。自分が出演する日が来るとは、感無量です!
にもかかわらず、朝一番ですみだトリフォニーへ向かい、抽選会に参加、というのは来年11月に、永野英樹さんとのデュオで、メシアンのアーメンの幻影全曲演奏、を企画しているのです。
しかし希望の日はまったく取れず、仕方がないので松屋で朝飯食って、元来た道を都バスにゆられうたた寝・・・くたびれてるなぁ・・・

30分くらい仮眠して、お昼ごろみなとみらいホールへ向かいました。2004年9月21日のリサイタル以来ですから3年以上経っています。まずはピアノ選びです。3台のヤマハの中から、気に入った一台を選びました。同じメーカーだと余計なことを考えないで済むので助かります。
その後練習室で練習、夕方になってやっとホテルに移動しました。元町のホテルニューグランド、知らなかったんですが、マッカーサーとかがいた由緒あるホテルらしいですね。夜景なんかもとても綺麗でした。想像以上の歓迎ぶりに身が引き締まりました。

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レセプションパーティーというのがあって、コンサートとは違う曲を弾かなきゃならなかったのです。会場のピアノで軽く指慣らしをして、また部屋へ戻り仮眠。
パーティーには各界の有力者がいらっしゃっていて(山岡先生や加藤先生はもちろんのことヤマハの方々とか現みなとみらいホール館長の池辺晋一郎先生とか・・・)、そこで4人順番に弾くわけですからまあ緊張しますわな・・・ドビュッシーの金魚にしましたけど・・・
いろいろな人と話をしていたらデザートを取りそびれ、パーティー終了後は完全にバタンキューでした。

11月2日(金)
本番です。まあ、本番の日の過ごし方なんてみんな似たようなものでしょうからあえて書きませんが、特筆すべきは昼飯にせんば自由軒のカレーと一風堂のとんこつラーメン双方を食べてしまったこと・・・いくらエネルギーが必要とはいえ、ねぇ・・・やばいです。

本番自体は、前半の中華ヴィルトゥオーゾピアニスト君のあとに弾くということで、なんだかコンクールのようでいつもの3倍くらい緊張してしまいました><
リラックスできたのはアンコールの武満、雨の樹素描IIだけでした。雑音を立てられた方がいらっしゃって、これはお客さん退屈してんじゃないかと思って気が気じゃなかったです><
これは集中してない証拠かしら・・・
が、それも全て自分の実力のうち、ありのままを聴いてくださったことを本当に感謝します!正直、まだまだこの若さであのような大曲をとりあげることに関しては各方面から賛否両論があるのですが、一歩一歩前進していきたいです。
終了後は山岡先生と出演者一同でイタリアンでした。美味しかった!

11月3日(土)
朝、素晴らしいホテルを名残惜しくもチェックアウト今日はピティナ・ステップという発表会のアドバイザー・インターン、という名目で中山の楽器店へ。
小さい子達の演奏、正直コメントするのが難しかったのですが、僕を指導してくださった江崎先生はビッシリとコメントしてらっしゃいました。何事も経験と修行だなぁ!
予期せぬことだったのですが、何か一曲弾いてあげてよ。ということでジーンズのまま舞台上へ・・・朝から一度もピアノ触らないまま、また金魚弾きました。でも、結構喜んでもらえたので調子に乗ってコンサートやCDの宣伝もしてしまいました。営業しなきゃ!
午後の2日目の公演のあと舞台上で挨拶をする必要があったのでみなとみらいにもどり、今日の2人の演奏を鑑賞、いろいろ刺激を受けました。
そして、ちゃんと燕尾に着替えて舞台上での挨拶も終え、その後のお別れパーティーも終わったあと、共演のダニー君と秋葉原へw
途中で韓国のキム君も合流、そしてお世話になったみなとみらいホールのスタッフのひとりとも合流。ヨドバシとか、いろいろ見たり買ったりして回った後、ダニーくんの強い希望で焼肉店を探すも見つからず、結局鶯谷の行きつけの店へ!w
さすがに家は汚くて泊められないので、12時前に彼らを横浜へ向かう京浜東北線に乗せて、帰宅。これまた轟沈でした。

テイク400超の恐怖
翌10月28日
台風一過の素晴らしい晴天!
案の定水戸の疲れを何となくひきずっていたんだけど、無性に天丼が食べたくなり吉原は土手の伊勢屋に自転車を飛ばしました。なにもこんな忙しい時に、それも日曜日だし・・・って思ったんだけど、10人以上の行列を見てげんなりするも漏れてくる香ばしい油のにおいに負けてしまい、45分待って入店、オーダーするも到着までさらに30分、天丼ロ、と、なめこ汁、待った時間の6分の1ほどで完食、してしまいました。
でも、ボリュームもたっぷりで美味しかったし、昭和初期の建築と相まってとても雰囲気の良いお店でしたよ。わりと近所なのに、いつも近くを通るたびに行列に恐れをなして入らなかったのですが、満足できました。
そのまま自転車を飛ばし浅草駅で明日のチケットをゲット、さらに秋葉原まで足を伸ばして石丸で気になる音源をいくつか確保、アイディアを集めました。
帰ってくるともう3時をゆうにすぎていて、それから必死でさらったけれど、まだまだかなり不安な状態です。さらに、録音で使うために縮小する楽譜のコピーやメール書きなど雑用もなかなか終了せず、結局ベッドに入ったのは3時過ぎでした・・・

10月29日
結局ギリギリに起床、ひと風呂浴びて、さっさと荷物をまとめました。
今日の目的地は群馬県の笠懸野文化ホール。3年前に鍵冨君と録音した思い出の地でもあります。
三ノ輪から日比谷線、そして北千住から東武線の特急に乗車。
新桐生の駅からタクシーで少々、2時間ほどで現地に到着。やっぱり懐かしい風景。爆弾ハンバーグ屋もあったし!
しかし、水戸にしてもそうだったけど、今の家になってから、とにかく地方や海外に出掛けるには便利になりました。旅がちな身にはありがたいことです。
コロムビアのスタッフさんたちや調律師さんはすでに会場のセッティングをして下さっていて、音決めをしながら指慣らし。
さっそくラヴェルに取り掛かりました。
しかし、これが想像していた以上に難しくって・・・一人で片パートだけさらっていると、なかなか気づかない独特の癖ってのがついているみたいで・・・これがもう片方のパートとあわせるときに障害になるわけです。だから、できるだけその癖を取るように弾いていくんだけど、そうすると無味乾燥にもなりがちだし・・・結局どこかで線を引かなきゃいけないんだけど、それがなかなか難しいところです。
多重録音、自分とあわせるんだから簡単だろ?って言う人もいるんだけれど、これはとんでもない誤解で、いくら自分であっても、自分の手を離れて録音となってしまった以上、それは「機械」なんですよね。「機械」はこちらがどんなにサインを送っても、合わせてはくれないんです。
東京から解説をお願いしている萩谷さんも駆けつけてくださり、応援してくださいました。
というわけで、セクションごとに数十テイクを重ね、たまたま「奇跡的に」合ったようなテイクを場所ごとに拾っていきました。気の遠くなるような作業で、夜の9時過ぎまで粘っても10分少々のこの一曲録り終えることが出来ませんでした。大丈夫なんかな・・・??
ただ、終了一時間ほど前に、「あるやり方」を発見、これが功を奏し、どうにか希望を持って眠ることが出来ました。

10月30日
二日目、懸案のラ・ヴァルスをどうにか食事前に終わらせることを目標に、10時過ぎにスタート!
さて、「あるやり方」というのは、生音をまったく聴かずに、クローズのヘッドホンを使って、ミックスの様子をダイレクトにモニターしながらやるという方法。
最初は左耳だけに片パートを流して、あとは生音であわせていたんだけど、今ひとつやりにくかったのです。
結局、2台ピアノって、相手の音だけ聴いているんじゃなくて、混ざった結果のホールの音を聴いているわけですから、確かにこれが正解だったのかもしれません。おかげで少しスピードが上がり、最後まで行った後は、この方法で前半を何箇所かとり直しました。しかし、素晴らしいスタッフの技術力、そしてやる気とプロ意識に助けられ、どうにか原型は出来上がりました。(これからミックスのバランスなど修正するのだ)本当によかった!

出前の食事を取り、夕方になって、大幅な遅れをもってソロの録音に入りました。ただ一人デュオに比べればこちらははるかにすんなり進み、ドビュッシーは全てとり終えてしまうことができました。やれやれ・・・

10月31日
今日はわりと心の余裕を持って、プーランク、フランクと録り進み、無事に全曲を上げることができました。最終の特急に駆け込み乗車し、どうにか東京へ戻ってまいりました。
ソロも、もっとこだわることも出来たかもしれないけれど、とにかく最後までたどり着くことが目的だったので、ある程度のところで切り上げて体力を温存しました。
しかし、やっぱりCD一枚作るのは大変なことです。
コンサートのように一発勝負ではない分、楽な部分もありますが、だからといって、人間の体力、集中力にも限界があるので・・・
多少傷があっても、録音だしいくらでもやり直せるのになんで?とかバカにしちゃいけません。これからは人の録音を聴く姿勢も少し変わるかも・・・と思いました。

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10月27日水戸・佐川文庫コンサート
まったくもって怒涛の一週間としか形容しようがない一週間でございました。
では、少し前の話になりますが、まず幕開けはこの佐川文庫コンサートでした。

お昼までさらって出発、の予定だったのですが、まだ怒涛の一週間への心構えができていなくていろいろな雑用に追われ、結局4,50分ピアノに触るのが精一杯、上野駅を出発する特急の20分ほど前に慌てて家を出ました。

おりしも台風20号の接近で風雨模様の中、フレッシュひたち号は一時間ちょっとで友部の駅へ到着。駅まで佐川さんが迎えに来てくださいました。

■佐川文庫は1984年から93年まで水戸市長をつとめた故佐川一信のメモリアルホールです。

■彼の愛蔵書及び補完した書籍類3万冊と、1万枚のクラッシックCDを収めて出発いたしました。
http://www.sagawabunko.com/

とのことです。
田園の中にぽつりと建つとても美しいサロン、そして圧巻はその書庫に収められた無数の音楽書やCDなどの音源・・・これが個人のコレクションだったというのだから信じられないようなお話です。

さっそくスタインウェイのフルコンに触らせてもらって、リハ開始。思えばコンサートでスタインウェイ弾くのは久しぶりな気が・・・笑
ただ、ちょっとがんばりすぎたのか、リハが終わるころには調律はだいぶ怪しいことになってしまいましたが・・・笑

この演奏会シリーズは中村紘子先生が監修なさっているので歴代の出演者は若手の有力者ぞろい・・・当然お客様のお耳も肥えていらっしゃると思うので本番は大変緊張しました・・・

かなりの悪天候&後期作品を並べた渋いプロ
■ショパン:夜想曲 17番 ロ長調 op.62
■フランク:前奏曲 コーラルとフーガ
■シューベルト:ソナタ第20番 イ長調 D.959
にもかかわらず補助席を多数並べるほどの盛況で、本当に嬉しく演奏させていただきました。即興のトークもだんだん慣れてきたようです。

終了後は佐川さんやボランティアの方々の差し入れてくださったすばらしいおふくろのお料理で打ち上げと相成りました。茨城県(父の実家)での開催ということもあり、親戚や父の友人などの応援団も何人か駆けつけてくださって、本当に全てがアットホームで素晴らしいコンサートでした。

帰りは中学の同級生884君(水戸の病院に赴任しているのだ)運転の車で雨の中を爆走して帰ってまいりました。ひたちに勝った、そうです。
それでも11時にはなっていて、長い一日でした・・・



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